「イラストを描くのは難しい……」
「高級なソフトなんて持っていないし……」
「タブレットやタッチペンもない……」
イラストに対してこんなことを思っていませんか?
紙に書いた下書き・スマホ・指さえあれば、案外簡単にイラストを描くことができるんです。
今回はアプリ『メディバンペイント』の使い方をご紹介していきます。
この記事を読めば「基本的なイラストの描き方」がわかるハズ。それではさっそく見ていきましょう!
iPhoneアプリ『メディバンペイント』の使い方を解説
Android版もありますが、今回はiPhone版で説明していきます。
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キャンバスを開く
- 「新しいキャンバス」→「新規作成」をタップします。
- キャンバスのサイズを決めましょう。
「端末サイズ」をタップするといろいろなサイズが選べます。今回は「正方形」にします!
[voice icon="https://palulog.com/wp-content/uploads/2017/07/IMG_2811.png" name="ぱる" type="r palu"]キャンバスの用意ができたね![/voice]
下書きをしよう
もちろんいきなり描き始めてもOKですが、私はいつも下書きをするのでその手順で説明していきます。
- 下にある右から2番目のアイコン(レイヤー)をタップします。
さらに「+」をタップ。レイヤーを追加する、という意味です。 - 今回は紙に下書きをしたので、カメラで取り込みます。
直接下書きをする場合は「カラーレイヤー」をタップしてください。 - 撮影したら「写真を使用」をタップします。サイズの調整もできますよ!
- 「追加した画像を線画抽出しますか?」と出てきます。
[aside type="normal"]線画抽出とは?
簡単に言うと、撮った写真から線をはっきりとさせるものです。[/aside] - 「完了」をタップすると「線画抽出レイヤーを保護しますか?」とでてきます。保護=ロックで、ロックされるとこのレイヤーに上書きができなくなります。
後からでも設定可能ですし、タップで解除できます(私はあまり使いません、参考までにどうぞ)。
今回は試しにしてみます。線の濃さなどの調整が可能です。
[voice icon="https://palulog.com/wp-content/uploads/2017/07/IMG_2811.png" name="ぱる" type="r palu"]これを下書きにするよー![/voice]
線画をきれいに取り込めたら、そのまま色塗りも可能
線画の下のレイヤーを選択して色を塗ることができます。
今回はピントが合わず上手く線画が取り込めませんでしたが、上手くいったときはこんなこともできますよ♪
イラストを描いていこう
- 下書きの上のレイヤーをタップします。新規レイヤーは「+」→「カラーレイヤー」をタップで作成できます。
左上のペンアイコンをタップ。「ブラシツール」を選択します。 - 上の「選択」をタップすると、ペンの種類を変更できます。今回はGペンで試していきます。
- 左のカラフルなバーで色が変更できます。たまに消えてることがありますが、タップすると出てきます。
- その下はダブルタップするとペンの太さが変更できます。
- 2本指でズームができます。どんどん下書きをなぞっていきましょう。
[voice icon="https://palulog.com/wp-content/uploads/2017/07/IMG_2811.png" name="ぱる" type="r palu"]全部なぞったら本当の線画の完成だよ![/voice]
補足:レイヤーの名前の変更や下書きレイヤーの説明
各レイヤーの右にある「i」アイコンをタップすると、レイヤーの名前が変更できます。
「下書きレイヤー」をONにすると、後々便利なことが起こります(最後にわかるよ)。
色塗りをしよう
左上のペンアイコンをタップすると、「バケツツール」があります。線で囲まれた範囲に色が塗られます。
ただしこれ、実は境界が塗られていないんです……。私は気になる!
境界までしっかり色を塗る方法をご紹介していきます。
- 線画の下のレイヤーを選択します。「+」→「カラーレイヤー」をタップ。
- 線画の下にレイヤーができました!このレイヤーで境界線もしっかり塗っていきます。線画の下の層にあるので、重なっても線画に影響はありません。
- 色塗りが完了しました!
塗り残しを確認しよう
使っていない一番下のレイヤーを選択し、「バケツツール」を使って目立つ色で塗りつぶしてみましょう。
塗り残しがわかります!
描いたイラストを保存しよう
- まずは不要なレイヤーを非表示にしていきます。目のアイコンをタップすると、見えなくなります。
- 左下のハンバーガーメニューから「png/jpg形式でエクスポート」を選択。
- 「PNG(透過)」が加工しやすいのでおすすめ。「画像を保存」でiPhoneの「写真」に保存されます。
[aside type="normal"]「下書きレイヤー」は非表示にしなくても、保存するときに勝手に非表示になります。
これが途中で説明した「最後にわかる」下書きレイヤーの便利な部分です。[/aside]
完成したイラスト
どうですか?紙に描いた下書き・スマホ・指でこんなイラストが完成しました。
超大作となるとスマホでは難しいかもしれません。しかし、
- ペイントソフトを持っていない
- PCを持っていない
- タブレットを持っていない
- タッチペンを持っていない
こーんな人でも、これくらいのイラストなら意外と描けちゃいます♪
どうしてもスマホじゃ難しいと感じる方は、コスパ抜群の2018年モデルの新型iPadの購入をおすすめします。
2018新型iPadとApplePencilを購入。絵の描き心地をレビュー!
是非参考にして描いてみてくださいね。
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あなたも素敵なイラストが描けますように。ぱるでした!